高速バスより青春18きっぷを選ぶとき

名古屋に住んでいると、東京にも大阪にも移動しやすい。

もちろん新幹線を使えばあっという間だけど、高速バスや青春18きっぷを使うと、お値打ちに移動できることがある。

例えば、JRの高速バスも昼便なら名古屋~東京間が3,000円を切る割引も。青春18きっぷであれば、2,370円相当で1日中移動できる。

 

それが本当にいい手段なのかどうかは別にして。

僕は高速バスより青春18きっぷのほうが好き。移動時間が多少増えたとしても。

 

高速バスは乗り換えなしで移動できる。午前7時ごろに名古屋駅を乗車すると13時ごろには東京に到着する。最近の車両は乗り心地もよく、コンセントにWi-Fiも完備。もちろん化粧室も。至れり尽くせりの高速バスなのだ。

 

一方で青春18きっぷで移動する名古屋~東京間と言えば。午前7時ごろに名古屋駅を出発すると、豊橋、浜松、静岡、熱海で乗り換えることが多い。タイミングがよければ、2回の乗り換えで東京に到着する。

コンセントもWi-Fiもなければ、浜松~熱海間の電車の中には化粧室がない編成も。予約いらず、料金もお値打ちだけれど、それ以上に僕にはメリットがある。

 

高速バスと青春18きっぷを比べた時に、青春18きっぷに軍配が上がるのは「途中でリタイアできる」からだ。

 

コスト的に許すなら、新幹線のグリーン車や、JALのクラスJを利用したい。が、なかなかそうはいかない。新幹線の4倍近くの時間をかけて、4分の1のコストで移動する。

そこにはストレスがたくさん待ち構えています。移動の環境は新幹線のグリーン車に比べると格段に悪い。そのストレスと余分にかかる時間が、価格差になるんですけど。

 

つまり、青春18きっぷなら「途中でリタイアできる」というのは、リタイアしやすい環境であるということです。

高速バスに乗ってしまうと、最後まで乗り続けなければいけない。騒がしいとき、残念な人が隣だったとき、いろいろと我慢できなくなったとき。そんなときに「やっぱやめた」と言えないんですね。基本的に高速バスは、最後まで連れて行ってくれます。

 

それが鉄道だったら。青春18きっぷだったら、いつでも辞めることができます。もちろんお金が余分にかかりますが、豊橋駅で挫折して新幹線に変更することができます。たまたま巡り合わせが悪くて、この電車に乗るのが苦痛だ!!と思えば次の選択肢がある。

その安心感は絶大ですね。

 

幸いなことに、東海道本線は東海道新幹線と並行して走っています。乗換駅も多数ある。ということは、自分の限界を超えたときに、爆発しないでいいんですよ。

 

だから青春18きっぷを選びますが、例外はあります。

ジェイアール東海バスの昼便でも、3~4本は名古屋~東京間で3列シートで運行していることがあります。夜行バスと同じスタイルですね。

その場合は、隣に座る人とも間隔があるので、残念レベルがうんと下がる。問題なく名古屋~東京間を過ごすことができるので、積極的に利用します。乗り換えもなく、シートもリクライニングする、コンセントにW-Fi、条件としては高速バスのほうがいいですから。

 

また予定が組みやすいのは青春18きっぷです。立って移動するだけの心構えがあれば、青春18きっぷ発売期間愛はいつでも移動を開始できます。高速バスの場合は座席定員があるので、事前予約が必要だったり、満席だと乗れない場合も。

3列シートのバスは、土日祝日だと1週間前には売り切れいてる印象だ。

 

そのちょうどいいところを攻めるのが、それはそれで楽しいのだけど、先にある目的が楽しいことか、負担のあることか、そのレベルによって違うだろうし、移動途中に楽しみがあるかそうでないか、によっても変わってくる。

 

いつだったか、東京へ行った帰り。静岡駅でギブアップして、静岡~名古屋間を新幹線利用した。6,000円近く支払ったし、2,370円の青春18きっぷ代もあったが、それでも身体が無理!!と言ったので、ギブアップした。

 

一昨年の夏だったか、倉敷に行った帰りもそうだった。米原での乗り換えがあまりにカオス過ぎて、3,000円弱払って新幹線にした。

トータルで考えたとき、どれだけオトクだったか、ということはあるが、我慢できないそれを止められることのメリットは大きい。

 

もちろん乗る前にやめたこともある。去年の8月、友人と東京でお茶をしていて。

16:30ごろに出発しないと帰れない。と分かっていながら、夜遅くまで楽しんだ思い出。

その日はもちろん新幹線。

 

臨機応変に対応できる青春18きっぷと新幹線。その組み合わせが、今の僕にはピッタリなのかもしれない。

 

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