在来線で昔を思い出して

本音と建て前で言えば、どちらが正解か分からないんだけど。

最近、大阪によく行くことがある。
月2〜3回くらい、大阪に行っている気がする。

名古屋から大阪に行くなら新幹線を使えばあっという間だけど、コストがかかる。
最近の選択は、米原までクルマで移動して、米原からJRに乗って大阪に向かう。

大阪から帰ってくるとき、最終電車が30分遅くなる。
新幹線だと22:30、在来線だと23:00。

30分遅く滞在できるから、というのもありだし、コストが低いから、というのもあり。
どちらが本音か分からないけど、在来線で移動することが多い。

行きは、その気になれば米原から新幹線も使えるけど、往復で在来線に乗ってみる。
1時間40分ほど、乗り換え無しで進行方向に向かって座れるから、そんなにストレスはない。

ちょっとしたことで、昔の思い出が引っ張り出されるのは僕の中に備わった素敵な機能だと思う。
在来線に乗っていると、7〜8年前の自分を思い出す。

青春18きっぷを使って、東京や大阪に通っていたとき。
特に東京に通っていたとき、夕方遅くに静岡県を横断していた。
その日の東京での経験や、会った人と話したことや、その他色々。
頭の中にふわっとあるものを整理するような時間だった。

デフラグをするような、整理整頓をするような中で、教えてもらった音楽を聴いたり、動画を見たり。
不可思議/wonderboyのことを教えてもらったら、その動画をYouTubeで探して延々リピートしていたり。
それを聴きながら訳も分からず、めっちゃ泣きながら帰った記憶があるし。

sumikaというバンドを知ったのも、友人が部屋で聴いていたから。
そういう色々なきっかけは、東京や大阪でもらうことが多かった。

最近は、あまりに大人になりすぎて、当たり障りないエリアで生きている自分が嫌になっちゃったり。
本音でぶつかるようなことも減ってきて、地に足が着いていないような気分になったり。
昔は良かったというわけじゃないけど、電車に乗るといろいろと考えてしまうもの。

あと20分ほどで米原に到着。
今日の大阪も楽しかった。

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