いつも通り7月が始まった、

何もしなくても、勝手に7月は始まる。何かをしていても、勝手に7月は始まる。
待って欲しいと願っても7月は来るし、来なくていいやと思っても7月がきて8月がくる。
それがありがたいほどに便利で、ありがたいほどに窮屈だ。

7月になって何か変わるかな。なんて、小さな小さな期待をしていたけど、何も変わらなかった。
もう、あれこれやるのは止めようと思った。頑張らない生活でいいや、って思った。

手を動かすのも嫌になってきたし、書くことも嫌になってきた。
リセットボタンがあったら、今すぐにでも押してやろうと思う。

だんだん生きづらくなってきて、だんだん居場所が無くなっていく。
そのまま小さく消えてしまえばいいんだ。なんて。

手を動かすのはもう嫌なので、とっとと止めてやろうと思うけど。手を止めたら。それこそ終わりのような気がしているので、気持ち的にはギリギリのライン。それはそれで楽しいのだけど。

ギリギリのラインにいる中で、会社にいる8時間は本当に無駄だと思う。

周りのみんなも気付いていないだろうし、僕自身も気付いていないだろうけど。潮時なのかな、なんて感じる。これだから人生は面白い。