2020年11月16日 炎上の先、平等、セット、ファシリテート

朝から某記事が炎上していたよ。みんな暇なんだな。
ツイッターだからなのか、140文字で説明しきれないのか、よく分からなかった。

ポイントがそれぞれにあって、受賞作品とか、編集者にがっかりとか、見世物にするなとか。
思うところはたくさんあるけれど、それを140文字で伝えるスキルがある人は、本当にごくわずか。

どこにこだわりがあって、あーだこーだ言っているのだろうか。揚げ足を取るわけでもなく、応酬するわけでもなく、純粋な興味関心として。もっともっと根本にある気持ちを知りたいわけです。

編集者のあり方、取材とは、稚拙なまとめかた、いろいろと意見があったからこそ、それをもっと丁寧に理解したいと思うのだけど。
言葉の定義も曖昧だし、炎上しやすそうなネタなのに。それでも取り上げたいという気持ちが編集側にあったのなら、それを理解したいのだ。

できるだけノイズを減らして。この話の軸となっているのはどこなのか、ポリシーや信念を知ってからでも遅くないかな、と思う。

それは本件だけでなく、いろいろな事象に対してもだ。

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平等という考え方は難しい。縦の平等と横の平等があるから、それがごちゃまぜになると話が進まない。
「優先席」というシステムは平等であり不平等。累進課税も平等であり不平等。
どちらの向きで切り取るか、と言う問題だ。

仕事を平等に割り振るとしたら。1時間で100個作る人と1時間で200個作る人では違ってくる。
1日で1,000個作ろう、となれば前者は10時間、後者は5時間必要だ。作業時間は平等にならない。

一方で8時間で作ろう、となれば前者は800個、後者は1,600個作ることができ、成果が平等でなくなる。
切り取る方向で平等の意味は大きく変わってくる。だから平等という捉え方は嫌いだ。定義が曖昧過ぎるから。

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この調子だと、ネガティブがたくさんになりそうだけど、そんな日があってもいい。
一連の流れ、というものをもっと意識してほしい。

Aをお願いされたら、BとCも必要なんだ、ということを理解して欲しい。1言ったら10理解してほしい。
来客の約束をしたら、会議室を押さえないといけないし、参加者のスケジュールも押さえないといけない。ただただ先方と電話で話をして、明日待ってますね!で終わらせてもらっては困るのだ。

いきなりの来客であたふたしてしまった。どこにもその予定が入っていないのだから。目の前の電話で受けたのは単品かもしれないけれど、その裏を考えるといろいろなセットが必要になる。と言う話。

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オンラインMTGのファシリテーターをした。ゲストも画面の向こう側、聴取者も画面の向こう側。そのタイムラグがつかみづらかった。
ゲストに話を振るときに、なんどか言葉が被ってしまった。隣同士なら空気感で分かるけれど、画面の向こうだと難しい。

ゲストへの質問を読みながら、どうやって切り込んでいこうか考えてみたり。
あとは他人の書いた質問は読みづらい。自分の言葉ではないからしょうがないのだけど。相手が悪いわけではなく、僕と違うからというだけのこと。

やっぱりもっと前に出て行きたいと思う今日この頃。
こっち側じゃなくて、そっち側の人になりたい。なりたいと思ったらたくさん手を挙げて行動するだけ。当たり前で泥臭いそれが、一番の近道なのだから。

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オンラインのそれがあったから早めに帰宅した。やり残した仕事がいっぱいある。
明日は全力で取り組まないと、また自転車操業になりそうだ。

緩急つけてサクッと切り上げるときと、最後まで粘るときと。
明日はしっかりと踏ん張っていくぞ。

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